2023/令和5年
531日 (

コラム一覧

  • 【変わり始めた公務組織3】勤務環境改善への課題 2023/05/23 11:00

     先日、ある県庁の人事担当者から、地方公務員の今後の新しい働き方や終身雇用にとらわれない雇用形態などをテーマにした講演を依頼され、知事の関心が強いジョブ型雇用のほか、公務と民間をまたぐ人材交流や副業・兼業について話をしました。彼らがこうしたトピックを取り上げるのは、地方自治体でも人材確保の苦労や若手職員の離職など国と似た状況があるからです。

  • 【職場が輝く知恵とワザ3】職場経営の学び方 2023/05/11 11:00

     事務事業の目的に則した見直しと改善は、What?(何をしている)より、Why?(なぜしている)から始まります。

  • 【行政×ナッジの可能性2】自治体職員×ナッジ 2023/04/26 11:00

     2回目のテーマは「自治体職員×ナッジ」です。自治体職員が学ぶ意味や、業務に活用するとどんな良いことがあるのか、宮城県総務部行政経営推進課に勤務し、東北初の自治体ナッジユニット「宮城県行動デザインチーム」を立ち上げた伊豆勇紀さんにお話を伺います。PolicyGarage事務局/慶応大学看護医療学部特任助教 赤塚永貴

  • 【シティプロモーション再考3】意識するのは内か外か 2023/04/14 11:00

     前回はシティプロモーションに関する条例の有無を確認しました。総合計画、総合戦略などへの「シティプロモーション」という言葉の明記の有無も紹介しています。今回も幾つかトピックスを挙げます。関東学院大学法学部教授・社会構想大学院大学特任教授
    牧瀬 稔

  • 【変わり始めた公務組織2】民間人材の採用と定着 2023/04/01 00:00

     公務の現場では、民間企業で働いた経験のある職員が年々増えています。民間から採用されたいわゆる中途や任期付き、非常勤の職員です。官民交流により民間から役所に派遣されたり、逆に役所から民間に出向したりする経験を持つ職員もいます。人事院給与局給与第一課長(前事務総局企画法制課長)植村隆生

  • 【地方議会めぐる新潮流2】オンラインで質問可能に 2023/03/17 10:00

     総務省は2月7日、自治行政局行政課長通知を出し、本会議での一般質問について、出席が困難な事情で議場にいない議員がオンラインによる方法を取ることは差し支えないと新たな判断を示しました。これまで委員会でのみ可能とされたオンラインによる会議運営が、一部ですが本会議でもできるようになりました。甲府市議会議員 神山玄太

  • 【職場が輝く知恵とワザ2】言葉で人は動き出す 2023/03/06 10:00

     リーダーとして自分の仕事を見せて語り、相手をうならせるには、自分自身が使う言葉の力が物を言います。言葉による伝わり方にはプロセスがあります。静岡県藤枝市人財育成センター長 山梨秀樹

  • 【シティプロモーション再考2】根拠は何か 2023/02/21 11:00

     今回から全国の自治体を対象としたシティプロモーションに関するアンケート調査の結果を記します。注目すべき設問と回答を抽出し、私の見解を述べます。それぞれを確認した後で、読者なりに考えていただけたら幸いです。関東学院大学法学部准教授・社会構想大学院大学特任教授
    牧瀬 稔

  • 【新連載】【行政×ナッジの可能性1】自治体での広がり 2023/02/08 17:00

     新連載「行政×ナッジの可能性」は、ナッジを現場にもう一歩広め「毎日の業務に使ってみたい!」という意欲を後押しするのが狙いです。行政分野の関心事・ホットトピックスをテーマとして取り上げ、それらに関わる事業・業務や課題解決にどのように使えるのか考えていきたいと思います。PolicyGarage事務局/慶応大学看護医療学部特任助教 赤塚永貴

  • 【新連載】【地方議会めぐる新潮流1】地制調から浮かぶ課題1 2023/01/31 11:00

     昨年12月28日、内閣総理大臣の諮問機関である地方制度調査会は「多様な人材が参画し住民に開かれた地方議会の実現に向けた対応方策に関する答申」を岸田文雄首相に提出しました。地方議会にスポットが当ったのをきっかけに、改めて課題を整理し、解決に向けた対応について新しい連載で考えてみたいと思います。甲府市議会議員 神山玄太

  • 【新連載】【職場が輝く知恵とワザ1】自分で職場を経営しよう 2023/01/20 11:00

     「いよいよ私も『長』のつくポストに」「とうとう自分も管理職」…。知識と技量を生かして活躍する主査・主任や、部下の指導と現場の対応に多忙な主幹・係長の方々には、期待とともにさまざまな不安があると思います。仕事でも人間関係でも、気になったり心配だったりする気持ちを拭い去るため、今からやっておくべきことは何でしょうか。現場リーダーや管理職として配慮すべき点もあります。日々の心構えや、どんな働き方、過ごし方をすればいいのかも知りたいでしょう。静岡県藤枝市人財育成センター長 山梨秀樹

  • 【新連載】【変わり始めた公務組織1】テーマをピックアップ 2023/01/10 11:00

     新連載「変わり始めた公務組織」を執筆する人事院の植村隆生です。若い公務員や就職先に国や自治体を考えている学生の皆さんを主な対象に、キャリアプランを考える際の参考になる情報を提供したいと思います。人事院事務総局企画法制課長 植村隆生

  • 【新連載】【シティプロモーション再考1】自治体実態調査のプロローグ 2022/12/23 11:00

     本連載のテーマは、地方自治体が展開するシティプロモーションの実態の考察です。素材は、全国の自治体を対象にしたアンケート調査です。その回答に加え、私が実施したヒアリングを基に一定の見解を示します。関東学院大学法学部准教授・社会構想大学院大学特任教授
    牧瀬 稔

  • 【ナッジ入門編11】連載から顧みる基本と実践 2022/12/13 11:00

     本コラム「ナッジ入門編」で、これまで10回にわたってナッジの基礎知識や行政現場での活用事例を紹介してきました。今回は、これまでの内容を振り返り、入門編の総括とします。この連載は、行政現場へのナッジ普及を目指す特定非営利活動法人PolicyGarageが執筆・依頼しています。PolicyGarage事務局/慶応大学看護医療学部特任助教 赤塚永貴

  • 【公務員の段取り力12】マネジメントは自らの手で 2022/12/02 11:00

     これまでさまざまな視点やケースを基に、公務員の仕事や日常の段取りについて述べてきました。今回で連載を一区切りにします。まとめとして私がお伝えしたいのは「自分の職業人生は自分でつくり、自分がマネジメントする」ということです。静岡県藤枝市人財育成センター長 山梨秀樹

  • 【地方議員の視点10】華やかで意義のある場 2022/11/22 11:00

     議会と言えば、議員が演台で発言するイメージを持つ方も多いと思います。地方議会はそれぞれでルールが異なりますが、議員はさまざまな機会に演台で発言しており、甲府市議会では、議員提出議案の説明や議案に対する討論、委員長報告などの際に登壇します。そして、議員が一番多く演台に立つのは、市政一般質問の時です。甲府市議会議員 神山玄太

  • 【いま公務の現場では10】公務員と政治の関係 2022/11/09 11:00

     この連載も10回目を迎えましたので、取りあえず一区切りにしようと思います。今回は、公務員と政治の関係がテーマです。…霞が関で実際に働いている立場から、思うところを記したいと思います。人事院事務総局企画法制課長 植村隆生

  • 【公務員の段取り力11】見せよう、そして語ろう 2022/10/28 11:00

     あなたはプロとして、自分の仕事を周囲にオープンにしていますか? 成果だけではなく途中経過も、仲間や上司、そして住民に随時報告し、あなたの仕事を「見せる」ことは重要です。静岡県藤枝市人財育成センター長 山梨秀樹

  • 【地方議員の視点9】普段は何やってるの? 2022/10/17 11:00

     「議員って、普段は何をしているの?」「私服だけど、きょうは休みなの?」「年内はいつまで仕事なの?」…。これらの言葉は、議員になって市民の皆さんから聞かれることが多い質問ベストスリーです。甲府市議会議員 神山玄太

  • 【ナッジ入門編10】実践7:バイアスを考える 2022/10/04 17:00

     行政現場でナッジを活用したケースを、各地の自治体のリレー方式で紹介しています。今回は、岡山県真庭市の環境関連の試みです。…真庭市は職員有志でナッジを学び、情報交換をしています。今回は、環境課で取り組んだナッジの事例を紹介します。真庭市産業観光部農業振興課 藤田浩史