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【地域のよさを伝える10】営業マインドを持って 2022/09/22 11:00
本連載は10回目を迎えました。ここで一区切りにしたいと思います。次回から、シティプロモーション自治体等連絡協議会が実施した「全国シティプロモーション実態調査」を紹介します。…今回は記念すべき10回目なので、基本的な注意点に言及します。関東学院大学法学部准教授・社会構想大学院大学特任教授
牧瀬 稔
コラム一覧
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【いま公務の現場では9】人事院の報告の背景 2022/09/12 11:00
国の内外を問わず社会が急速に変化し、行政が抱える課題は複雑化・高度化しています。その中で、政府が国民に質の高い行政サービスを提供するためには、公務組織が国民本位の能率的で活力のあるサステナブル(持続可能)な組織であり続けなければなりません。人事院事務総局企画法制課長 植村隆生
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【地方議員の視点8】価値観変えた名山指定 2022/09/01 11:00
住民の価値観を変えることも、議会の役割の一つでしょう。議会で課題として取り上げ、議論を重ねる中でそれに対する新たな見方や捉え方を住民に提示し、新たな価値として受け止めてもらえば、生活を豊かにしていくきっかけになると考えます。甲府市議会議員 神山玄太
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【地域のよさを伝える9】セグメント化の意識を 2022/08/19 11:00
実は、地方自治体のシティプロモーションの大半は「可もない不可もないプロモーション」です。担当者は「今は成果が出ていないが、あと数年頑張れば出るだろう」という思いで取り組みを続けます。これが「可もない不可もないプロモーション」です。…今回はシティプロモーションの重要な概念(用語)である「セグメント化」(セグメンテーション)を紹介します。 関東学院大学法学部准教授・社会構想大学院大学特任教授
牧瀬 稔 -
【公務員の段取り力10】笑いとハキハキの勧め 2022/08/08 00:00
厳しい仕事の中でも賢い職場の過ごし方があります。できるだけ声を上げて笑う癖をつけることです。たかが「笑い」と侮ることなかれ。笑いはあなたと職場の雰囲気を変える万能薬で、良い結果や成果を生む源になります。つらくても思い詰めない、明るい前向きな指向、その「気」を持つことが、あなたとあなたの職場を変えます。笑い声は誰が発していても、そこで働く人々の救世主になるのです。静岡県藤枝市人財育成センター長 山梨秀樹
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【ナッジ入門編9】実践6:複合機の印刷枚数削減 2022/07/25 15:00
行政現場でナッジを活用したケースを、各地の自治体のリレー方式で紹介しています。今回は、堺市によるペーパーレスを促した事例です。同市は2021年8月、全国の自治体初の環境分野特化型ナッジ・ユニットとして「堺市環境行動デザインチームSEEDs」を設けました。環境局有志職員で構成するプロジェクトチームで、20~30代の若手職員中心の14人のメンバーが、環境施策へのナッジの活用や庁内外へのナッジの普及に取り組んでいます。堺市環境行動デザインチームSEEDs 前川裕輔
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【地方議員の視点7】議会機能で市民意見を反映 2022/07/13 16:00
新型コロナウイルスの感染は、2020年1月15日に国内で初めて、同3月6日に山梨県内で初めて確認されました。その時、県内の市町村では3月定例会の真っただ中でした。そんな中、甲府市議会は、全国の多くの地方議会で決めた自粛ではなく、積極的に議会を開き、コロナ対策に議会として関わっていくと判断しました。甲府市議会議員 神山玄太
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【公務員の段取り力9】体と心を健やかに 2022/06/30 15:00
「生業(なりわい)」とは分かりやすい言葉で、仕事で身を立て、生きていくことを意味します。ですからどんなに業務に没頭し全身全霊で注力しても、決して心身の健康を侵してはなりません。静岡県藤枝市人財育成センター長 山梨秀樹
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【いま公務の現場では8】デジタル庁と民間人材の活用 2022/06/22 11:00
民間人材を円滑に「採用」することはもちろん大事ですが、それ以上に、採用後の「活用」には課題があるようです。今回はデジタル庁と民間人材の活用がテーマです。人事院事務総局企画法制課長 植村隆生
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【ナッジ入門編8】実践5:SMSによる特定健診勧奨 2022/06/14 10:30
行政現場でナッジを活用した事例について、各地の自治体のリレー方式で紹介しています。今回は、横浜市の特定健康診査(以下「特定健診」)未受診者に対するSMS(ショートメッセージサービス)の表現の違いによる受診勧奨の事例です。特定健診の受診率向上を目的としており、メッセージの違いによって受診勧奨効果はどの程度変わるのか検証しました。特定非営利活動法人PolicyGarage事務局 嶋田誠太朗
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【地方議員の視点6】議員の行政視察って何?(海外編) 2022/06/03 10:00
ここまで2回にわたり「議員の行政視察って何?(国内編)」でした。今回は、もちろん海外編です。海外の事例を調査すれば「新しい気付き」を得られるのです。甲府市議会議員 神山玄太
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【地域のよさを伝える8】ブランドを意識した「何を」 2022/05/23 15:30
前回はブランドメッセージを取り上げました。メッセージを検討する際はメインターゲットを意識し、彼ら彼女らから共感が得られるフレーズにする必要があります。ところが、地方自治体は自分たちの強みや特徴を前面に出そうとします。その傾向は「あまりよくない」ということを、前回指摘しました。今回も「何を」に関連し、注意すべき視点を取り上げます。関東学院大学法学部准教授・社会構想大学院大学特任教授
牧瀬 稔 -
【公務員の段取り力8】予期せぬ事態への対応 2022/05/13 14:00
突発事案にぶち当たった時、皆さんはどうしますか。ここでも大切な段取りがあります。慌てていては何の知恵も浮かびませんし、動揺すればするほど具体的な対処は遅れます。まずは深呼吸。息を腹から吐ききり、十分に吸い込んだ後、冷静に以下のような行動プロセスに移りましょう。静岡県藤枝市人財育成センター長 山梨秀樹
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【いま公務の現場では7】スペシャリスト活用への道 2022/04/27 17:00
前回のコラムで、若い世代(Z世代=1990年代後半~2010年代初頭生まれ)はスペシャリスト志向が強く、公務員の働き方とギャップが生じている点に触れました。今回は公務員の専門性に焦点を当てます。人事院事務総局企画法制課長 植村隆生
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【地方議員の視点5】議員の行政視察って何?(国内編・下) 2022/04/20 12:00
「議員の行政視察って何?(国内編・上)」では、行政視察の「答え合わせ」という捉え方や行政視察の進め方についてお伝えしました。私は自身のホームページで、これまでの行政視察を一覧にして公開しており、今回はその中から印象に残る行政視察を幾つかご紹介します。甲府市議会議員 神山玄太
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【地域のよさを伝える7】「何を」に関する視点 2022/04/11 17:00
前回、シティプロモーションは「『何を』売るのか(伝えるのか)」がポイントだと紹介しました。今回から「何を」に着目し、幾つかの視点(あるいは注意点)に言及します。キツイことを書きますので、心臓の弱い方は読まないほうがいいかもしれません…。関東学院大学法学部准教授・社会情報大学院大学特任教授
牧瀬 稔 -
【ナッジ入門編7】実践4:まずは模倣から(レジ袋の辞退率向上) 2022/04/04 17:00
行政現場でナッジを活用した事例について、各地の自治体のリレー方式で紹介しています。今回は北海道行動デザインチーム(HoBiT=Hokkaido Behavioral insight Team)による「レジ袋の辞退率向上」の実践例を紹介します北海道行動デザインチーム(執筆代表・金子賢樹)
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【公務員の段取り力7】段取り力を会得する 2022/03/23 17:00
公務員は一人で多くの仕事を抱えています。ですから仕事をテキパキとよどみなく進める段取り力は、私たちに必須です。ではそれはどんな要素で成り立ち、どうすれば会得できるのか、整理してみましょう。静岡県藤枝市人財育成センター長 山梨秀樹
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【地方議員の視点4】議員の行政視察って何?(国内編・上) 2022/03/15 00:00
私たち地方議員は、まちづくりの参考にするために他都市の事例研究をしています。行政視察もその大事な方法の一つです。甲府市議会議員 神山玄太
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【いま公務の現場では6】「ポスト公務員制度改革」の課題(後編) 2022/03/07 00:00
今回は「ポスト公務員制度改革」の課題の後編として、現在の公務が直面する最大の課題とも言える「人材の確保」について取り上げます。人事院事務総局企画法制課長 植村隆生