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【地域のよさを伝える8】ブランドを意識した「何を」 2022/05/23 15:30
前回はブランドメッセージを取り上げました。メッセージを検討する際はメインターゲットを意識し、彼ら彼女らから共感が得られるフレーズにする必要があります。ところが、地方自治体は自分たちの強みや特徴を前面に出そうとします。その傾向は「あまりよくない」ということを、前回指摘しました。今回も「何を」に関連し、注意すべき視点を取り上げます。関東学院大学法学部准教授・社会構想大学院大学特任教授
牧瀬 稔
コラム一覧
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【公務員の段取り力8】予期せぬ事態への対応 2022/05/13 14:00
突発事案にぶち当たった時、皆さんはどうしますか。ここでも大切な段取りがあります。慌てていては何の知恵も浮かびませんし、動揺すればするほど具体的な対処は遅れます。まずは深呼吸。息を腹から吐ききり、十分に吸い込んだ後、冷静に以下のような行動プロセスに移りましょう。静岡県藤枝市人財育成センター長 山梨秀樹
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【いま公務の現場では7】スペシャリスト活用への道 2022/04/27 17:00
前回のコラムで、若い世代(Z世代=1990年代後半~2010年代初頭生まれ)はスペシャリスト志向が強く、公務員の働き方とギャップが生じている点に触れました。今回は公務員の専門性に焦点を当てます。人事院事務総局企画法制課長 植村隆生
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【地方議員の視点5】議員の行政視察って何?(国内編・下) 2022/04/20 12:00
「議員の行政視察って何?(国内編・上)」では、行政視察の「答え合わせ」という捉え方や行政視察の進め方についてお伝えしました。私は自身のホームページで、これまでの行政視察を一覧にして公開しており、今回はその中から印象に残る行政視察を幾つかご紹介します。甲府市議会議員 神山玄太
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【地域のよさを伝える7】「何を」に関する視点 2022/04/11 17:00
前回、シティプロモーションは「『何を』売るのか(伝えるのか)」がポイントだと紹介しました。今回から「何を」に着目し、幾つかの視点(あるいは注意点)に言及します。キツイことを書きますので、心臓の弱い方は読まないほうがいいかもしれません…。関東学院大学法学部准教授・社会情報大学院大学特任教授
牧瀬 稔 -
【ナッジ入門編7】実践4:まずは模倣から(レジ袋の辞退率向上) 2022/04/04 17:00
行政現場でナッジを活用した事例について、各地の自治体のリレー方式で紹介しています。今回は北海道行動デザインチーム(HoBiT=Hokkaido Behavioral insight Team)による「レジ袋の辞退率向上」の実践例を紹介します北海道行動デザインチーム(執筆代表・金子賢樹)
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【公務員の段取り力7】段取り力を会得する 2022/03/23 17:00
公務員は一人で多くの仕事を抱えています。ですから仕事をテキパキとよどみなく進める段取り力は、私たちに必須です。ではそれはどんな要素で成り立ち、どうすれば会得できるのか、整理してみましょう。静岡県藤枝市人財育成センター長 山梨秀樹
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【地方議員の視点4】議員の行政視察って何?(国内編・上) 2022/03/15 00:00
私たち地方議員は、まちづくりの参考にするために他都市の事例研究をしています。行政視察もその大事な方法の一つです。甲府市議会議員 神山玄太
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【いま公務の現場では6】「ポスト公務員制度改革」の課題(後編) 2022/03/07 00:00
今回は「ポスト公務員制度改革」の課題の後編として、現在の公務が直面する最大の課題とも言える「人材の確保」について取り上げます。人事院事務総局企画法制課長 植村隆生
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【ナッジ入門編6】実践3:封筒メッセージで返送率アップ 2022/02/28 00:00
行政現場でナッジを活用した事例について、各地の自治体のリレー方式で紹介しています。今回は茨城県つくば市の「封筒のメッセージが返送率に与える影響」に関する検証結果です。市民に回答を依頼する封筒を郵送した際の返送率向上を目的に、実際に四つのグループに異なるメッセージを印字した封筒を使って確かめました。つくばナッジ勉強会(執筆代表・金野理和)
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【公務員の段取り力6】身近な達成目標を決めよう! 2022/02/18 17:00
施策・事業を進める際に、あらかじめ私は自分なりの最初のゴールを必ず決めておきます。それは、無理のない到達点で、いわば自分のハラの中にある、仕事の最低ゴールです。企画段階でこれを決めておくと、事業の具体的な立案や予算要求、進め方も非常に楽になります。静岡県藤枝市人財育成センター長 山梨秀樹
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【地方議員の視点3】行政区域を超えたつながり 2022/02/11 00:00
「未来の山梨を拓く議員の会」は、県内の若手地方議員によって構成され、情報交換や意見交換を通じて相互に見識を高め、未来の山梨を構築していくことを目的とした、自治体の行政区域を超えた団体です。甲府市議会議員 神山玄太
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【地域のよさを伝える6】「何を」売るのか 2022/02/03 17:00
前回までは、「誰に」というメインターゲットを決定することの重要性を指摘しました。メインターゲットを決めれば、シティプロモーションが成功する確率が高まります。今回は「何を」売るのか(「何を」伝えるのか)に関して言及します。関東学院大学法学部准教授・社会情報大学院大学特任教授
牧瀬 稔 -
【公務員の段取り力5】段取りをはばむもの~その解消法 2022/01/25 12:00
あなたが段取りを進める際、常に注意すべき点があります。自分を追い詰めないことです。自らを追い込み、気持ちが落ち込んだ状態でいくらものを考えても、思考が堂々巡りするだけで、時間の浪費になります。煮詰まったら、いったんその仕事から距離を置き、自分自身の「気」を変えることです。静岡県藤枝市人財育成センター長 山梨秀樹
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【ナッジ入門編5】実践2:チラシ改善で申込率向上 2022/01/17 10:00
岡山県は、県の事業に「ナッジ」を取り入れることを目指し、「岡山県版ナッジ・ユニット」を2019年11月に政策推進課に設置しました。近年、さまざまな地方公共団体でナッジユニットが設立されていますが、岡山県のユニットは、有志の活動ではなく、政策推進課の業務として位置付けており、政策推進課の職員5人で構成しています。また、知事がナッジの効果に強く期待していることも特徴です。岡山県版ナッジ・ユニット(執筆代表・山中慶子)
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【いま公務の現場では5】「ポスト公務員制度改革」の課題(前編) 2022/01/11 17:00
1990年代後半に当時の橋本龍太郎首相が推し進めた行政改革(統治機構改革)の柱の一つとされた公務員制度改革は、2014年の内閣人事局の設置により政治(官邸)主導で幹部人事をするための制度的基盤が確立したことで、事実上終了しました。今回は、橋本行革から内閣人事局が設置されるまでの経緯を簡単に振り返ります。人事院事務総局企画法制課長 植村隆生
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【地域のよさを伝える5】「誰に」伝えるのか 2022/01/01 00:00
地域を伝えるためには、当たり前ですが「誰に伝えるのか」の「誰に」を意識することが大事です。「誰に」は、前回指摘した「メインターゲット」の決定ということです。今回もシティプロモーションの成果を導出するため、メインターゲットの重要性を指摘します。関東学院大学法学部准教授・社会情報大学院大学特任教授
牧瀬 稔 -
【地方議員の視点2】早起きは「本当に」三文の徳 2021/12/26 14:00
ことわざ「早起きは三文の徳」は、年代問わず多くの人に知られているでしょう。「三文」はかつての銭貨だった一文銭の3枚分で、「わずかなもの」を表しており、「朝早く起きれば、少しの良いことがある」という意味です。この文言通り、早起きして三文の徳を得たと実感したことがある方はいらっしゃるでしょうか。甲府市議会議員 神山玄太
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【公務員の段取り力4】事業の明るい進め方 2021/12/21 13:00
これまで述べた内容を念頭に置きながら、あなたが企画する施策・事業の成果の全体像を、できるだけ具体的にイメージしましょう。その上で、事業を実施する際に押さえるべきポイントを、簡単に書き出していくことが大切です。静岡県藤枝市人財育成センター長 山梨秀樹
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【いま公務の現場では4】性別に関係なく活躍できる職場を 2021/12/14 00:00
わが国全体で女性活躍を推進する中、公務でも女性の採用・登用の推進は最重要課題の一つです。 人事院事務総局企画法制課長 植村隆生