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【トップインタビュー】地域の活気づくりに取り組む=広田一恭・鳥取県倉吉市長 2023/12/04 08:30
鳥取県中部の中心都市で、2025年春に県立美術館の開業が予定されるなど、注目を集める倉吉市。昨年4月に就任した広田一恭市長(ひろた・かずやす=65)は「いっそう地域の活気づくり、元気づくりに取り組んでいく」と力を込める。
インタビュー一覧
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【トップインタビュー】交流は量より質を追求=鈴木史朗・長崎市長 2023/11/30 08:30
「人口減少の流れに歯止めをかけるためには経済再生が必要で、即効性があるのは交流による経済活性化だ」と語るのは、長崎市の鈴木史朗市長(すずき・しろう=56)。市を訪れる旅行者数といった「量の拡大ということよりも、質を高めていくことが極めて重要だ」と力を込める。
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【トップインタビュー】原発再稼働、人を大切に=須田善明・宮城県女川町長 2023/11/29 08:30
リアス式海岸の良港である女川港があり、ホヤやホタテなどの養殖が盛んな宮城県女川町。町内には東日本大震災で停止した東北電力女川原発2号機が立地し、来年5月ごろには震災で被災した原発で初の再稼働を控える。須田善明町長(すだ・よしあき=51)は再稼働に向けて準備を進める事業者に対し、一貫して「人を大切にする意識を持ってほしい」と訴え続けている。
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【トップインタビュー】資源生かし持続可能な地域に=結城裕・山形県尾花沢市長 2023/11/28 08:30
日本有数の豪雪地帯で、夏スイカの生産量日本一を誇る山形県尾花沢市。急激な人口減少や少子高齢化といった課題に直面するが、昨年8月に就任した結城裕市長(ゆうき・ひろし=67)は「資源を生かせば持続可能な地域になれる」と語る。
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【トップインタビュー】コウノトリで持続可能なまちづくり=並木正年・埼玉県鴻巣市長 2023/11/27 08:30
昨年7月の市長選で初当選した埼玉県鴻巣市の並木正年市長(なみき・まさとし=53)はコウノトリを象徴としたまちづくりに力を入れる。市は2023年5月に内閣府の「SDGs未来都市」に選定された。「コウノトリを市が飼育しているのは珍しい。コウノトリをシンボルとして、経済や社会環境に調和した持続可能なまちづくりを推進していきたい」と意気込む。
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【トップインタビュー】子連れ出勤、民間へ横展開=小浮正典・愛知県豊明市長 2023/11/24 08:30
5月に自治体としては全国初となる「子連れ出勤」を導入した愛知県豊明市。2015年から市長を務める小浮正典氏(こうき・まさふみ=54)は「市役所でとどまるのではなく、横展開する」と話し、来年度から民間企業で子連れ出勤のモデル事業を始める方針を明らかにした。
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【トップインタビュー】広域でできることは広域で=古谷田力・神奈川県大和市長 2023/11/21 08:30
4月の市長選で初当選した神奈川県大和市の古谷田力市長(こやた・つとむ=55)が、力を入れるのは近隣自治体との連携だ。もともと同じ郡に属していた海老名、座間、綾瀬3市の市長に呼び掛け、共通して抱える行政課題の解決方法をざっくばらんに話し合う懇談会を7月に立ち上げた。「広域でできることは広域で行い、市費の負担を減らし、市民サービス向上につなげたい」と狙いを語る。
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【トップインタビュー】若者が帰りたくなるまちに=佐藤健・長野県飯田市長 2023/11/20 08:30
長野県の南部に位置する飯田市の佐藤健市長(さとう・たけし=56)は、「人口の社会減を社会増に転じさせるのが最大の課題だ」と語る。地域に4年制大学がなく、高校を卒業すると多くの若者が流出し、地元に戻ってくる割合は低迷。「結婚や子育てのタイミングで帰ろうという気になるまちづくりが必要だ」と力を込める。
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【トップインタビュー】目指すは「住民満足度100%」=石山敬貴・宮城県加美町長 2023/11/15 08:30
奥羽山脈を隔てて山形県と隣接し、広大な田園地帯が広がる宮城県加美町。8月の町長選で初当選した石山敬貴町長(いしやま・けいき=53)は「住民満足度100%、日本一の加美町」を目標に掲げる。「大風呂敷かもしれないが、風呂敷はそのくらい常に開いておかないと」と抱負を語る。
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【トップインタビュー】「一つのうち」のような町に=本田学・北海道陸別町長 2023/11/13 08:30
北海道の内陸部に位置し、マイナス30度を下回ることもある「日本一寒い町」の陸別町。人口約2200人で、「どこに誰が住んでいるか分かる」という本田学町長(ほんだ・まなぶ=52)は「『一つのおうち』のような町にしたい」と語る。フットワークよく町内外を回る「現場主義」を信条とし、コミュニケーションを密にし、住民に寄り添う町づくりを目指している。
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【トップインタビュー】「馬のまち」前面に活性化=竹村健・滋賀県栗東市長 2023/11/09 08:30
「『馬のまち』のイメージを前面に押し出していきたい」と語るのは、滋賀県栗東市の竹村健市長(たけむら・やすし=57)。日本中央競馬会(JRA)と連携して馬と触れ合える施設を整備し、全国から観光客を呼び込むことで地域活性化につなげる構想を描いている。
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【トップインタビュー】ふるさと納税ルール改正、非常に残念=千代松大耕・大阪府泉佐野市長 2023/11/08 08:30
ふるさと納税で斬新な施策を展開し、国や他の自治体の注目を集めてきた大阪府泉佐野市。総務省がこの10月に行った基準変更では「痛手」を受けており、千代松大耕市長(ちよまつ・ひろやす=50)は「今回のルール改正は非常に残念」と吐露する。
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【トップインタビュー】自分たちの「町」だと思えるまちづくりを=久留米啓史・和歌山県日高川町長 2023/11/07 08:30
和歌山県の中央に位置し、紀州備長炭の生産量日本一を誇る、和歌山県日高川町。2期目の久留米啓史町長(くるめ・ひろふみ=67)は「自分たちの『町』だと町民が思えるまちづくりを目指して取り組んできた」と話す。
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【トップインタビュー】維新首長と「共創」で次の成長を=野田義和・大阪府東大阪市長 2023/11/06 08:30
この9月に5選を果たした大阪府東大阪市の野田義和市長(のだ・よしかず=66)。4期16年貫いた無所属の立場を翻し、地域政党「大阪維新の会」公認市長としての任期をスタートさせた。「これからは都市と都市が共につくり上げるまさに共創時代。東大阪の次の成長を考えると大阪府・市との共創が必要だ」と述べ、吉村洋文知事ら維新首長との連携強化にかじを切る。
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【トップインタビュー】町民の声聞くボトムアップ型に=佐藤博文・岡山県早島町長 2023/11/06 08:30
岡山県の岡山、倉敷両市に挟まれるように位置する早島町。7月の町長選で初当選した佐藤博文町長(さとう・ひろふみ=63)は、トップダウン型ではなくボトムアップ型の町政を目指すと語る。「公聴会という形で、町民の声を直接聞く機会を設ける。これは必ず実現したい」と力を込める。
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【トップインタビュー】若者流出「歯止めかけたい」=森正一・千葉県館山市長 2023/11/02 08:30
「夕日がきれいな街」として知られ、年2回、海越しの富士山に夕日が沈む光景を見ることができる千葉県館山市。森正一市長(もり・しょういち=56)は、若者の流出に歯止めをかけることを第一に掲げる。企業誘致に力を入れるほか、ワーケーションやサテライトオフィスの需要を掘り起こし、移住につなげようと意欲的だ。
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【トップインタビュー】宝持つ島として発展を=坂栄一秀・島根県西ノ島町長 2023/11/01 08:30
世界的に貴重な地質や地形がある「世界ジオパーク」に認定されている隠岐諸島の一つ、西ノ島に位置する島根県西ノ島町。今年2月に就任した坂栄一秀町長(さかえ・かずひで=64)は、同町にある県内随一の景勝地、国賀海岸について「ジオパーク最大の見どころ」と自負する。「素晴らしい宝を持っている島として、これからも発展できるよう町政運営に取り組みたい」と意気込む。
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【トップインタビュー】県最少人口を強みに、地域通貨カード活用=橋本博明・広島県安芸太田町長 2023/10/31 08:30
広島県の4市3町にまたがる1級河川、太田川の上流部、県西北に位置する安芸太田町。9月末時点の人口は県内最少の5586人で、高齢化率は52.2%だ。2020年5月に就任した橋本博明町長(はしもと・ひろあき=53)は初当選後の所信表明で「広島県一小さく、高齢化率が高く、経常収支比率が高い。まさに過疎化の最先端に位置するわが町だからこそ可能性に満ちている」と訴えた。以来、過疎化の歯止めに全力を注いでいる。
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【トップインタビュー】まずは財政再建に道筋=森川喜之・奈良県河合町長 2023/10/30 08:30
奈良県河合町は県北西部に位置し、古墳と豊かな自然が調和した住宅都市として知られる。ただ近年は、財政健全化や約4割に上る高齢化率への対応が課題となっている。前職を22票差で破り、大阪府以外の市町村で初めて日本維新の会公認首長になった森川喜之町長(もりかわ・よしゆき=68)は、「まずは財政再建への道筋を付けたい。その後は優先順位を付けた上で住民サービスの施策に取り組む」と意気込む。
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【トップインタビュー】使命感を持ってまちづくり=今栄敏彦・広島県竹原市長 2023/10/27 08:30
瀬戸内海に面し、江戸時代に製塩で栄えた広島県竹原市。2期目を務める今栄敏彦市長(いまえ・としひこ=63)は「市外の皆さんからも素晴らしいと思ってもらえるまちにしたい」と語る。「人口が減少する中でも、しっかりとした使命感を持ってまちづくりをするのが今目指すべき道」と力を込める。