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【トップインタビュー】創建1300年、「市民活動の源泉に」=深谷晃祐・宮城県多賀城市長 2023/09/29 08:30
724年に東北地方を支配するための国府(国の役所)が置かれ創建してから来年で1300年を迎える宮城県多賀城市。記念事業の実施や準備が進む中、深谷晃祐市長(ふかや・こうすけ=43)は「市民運動、市民活動の源泉になる1300年にしたい」と語る。
インタビュー一覧
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【トップインタビュー】ラピダス進出、まちづくりの好循環に=横田隆一・北海道千歳市長 2023/09/28 08:30
次世代半導体の国産化を目指すラピダス(東京)の工場建設が始まった北海道千歳市。横田隆一市長(よこた・りゅういち=68)は「ラピダスの進出は最大のミッション。まちづくりの好循環につながるようにしたい」と意気込む。
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【トップインタビュー】ホテルマンの経験をふるさとのために=田辺正幸・新潟県五泉市長 2023/09/27 08:30
豊富な地下水の自然の恵みが育むボタンやチューリップなどの花卉(かき)栽培で知られる新潟県五泉市の田辺正幸市長(たなべ・まさゆき=55)は元ホテルマンという異色の肩書を持つ。「おもてなしサービスの一番を目指すのは行政のはず」とさまざまな改革を実行中だ。
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【トップインタビュー】「全ての世代が復旧の第一世代」=宮坂尚市朗・北海道厚真町長 2023/09/22 08:30
44人が犠牲となった北海道地震の発生から5年を迎えた。土砂崩れなどで37人の犠牲者を出した厚真町の宮坂尚市朗町長(みやさか・しょういちろう=67)は「町民の老若男女、全ての世代が復旧の第一世代。復旧を遂げるという目標に一丸となって取り組めた」と語る。
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【トップインタビュー】町政運営の持続可能性高める=田渕川寿広・鹿児島県中種子町長 2023/09/21 08:30
島しょ防衛の要の一つとして、またサーファーのメッカとしても知られる鹿児島県種子島の「へそ」に位置する中種子町。4月に無投票で3選を果たした田渕川寿広町長(たぶちがわ・としひろ=61)は「農畜産業の資材・飼料高騰に生産性向上、産み育てやすい環境づくり、デジタル人材の育成など課題は山積しており、全方位に目配りしながら町政運営の持続可能性を高めたい」と表情を引き締める。
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【トップインタビュー】「当たり前」が「魅力」に=鳴海清春・北海道福島町長 2023/09/20 08:30
北海道の南西部に位置し津軽海峡に面する福島町。陸路では行けない手付かずの大自然が残る岩部海岸を船で周遊する「岩部クルーズ」がSNSなどで話題になっている。鳴海清春町長(なるみ・きよはる=67)は「幼い頃には漁船で行った場所。当たり前と思っていたものに、すごい魅力があることに気付いた」と目を細める。
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【トップインタビュー】まちづくり、区民と一緒に=高際みゆき・東京都豊島区長 2023/09/19 08:30
池袋駅周辺の再開発が進む東京都豊島区。区初の女性区長となった高際みゆき区長(たかぎわ・みゆき=58)は「まちの人も、訪れる人も歩きたくなるまちにしたい」と意気込む。重視するのはまちづくりへの住民参画。若者や女性らの声も積極的に反映していく考えだ。
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【トップインタビュー】未来につなぐ道、育てたい=山田司郎・宮城県名取市長 2023/09/15 08:30
東日本大震災からの復興を目的に環境省などが整備した自然歩道「みちのく潮風トレイル」が来年6月、全線開通から5年の節目を迎える。今年6月にはトレイルの活用や環境整備を目指し、沿線の4県29市町村が協議会を発足した。協議会の会長に就任した山田司郎市長(やまだ・しろう=60)は「復興の先にある東北の未来につなぐ道として育てていきたい」と抱負を語る。
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【トップインタビュー】念願の高速大容量回線が開通=宮城光正・沖縄県北大東村長 2023/09/14 08:30
沖縄県最東端の太平洋上に浮かぶ北大東村で2022年11月、沖縄本島との間が全長410キロに及ぶ海底光ケーブルで結ばれた。念願だった高速大容量の回線が開通し、宮城光正村長(みやぎ・みつまさ=68)は、「オンライン教育、診療に道が開けた」と喜ぶ。
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【トップインタビュー】人口の社会増へ歩み止めず=上崎勝規・兵庫県洲本市長 2023/09/13 08:30
「社会減がほとんど止まりつつある」―。1979年、兵庫県洲本市に入庁して以来、同市一筋で行政に携わってきた上崎勝規市長(うえさき・かつのり=68)は、市の人口動向についてこう説明する。人口の自然減少にはあらがえないが、大学との連携促進やコワーキングスペースの整備などによって関係人口や交流人口を増やす取り組みを進め、「社会増」の継続を目指す。
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【トップインタビュー】島の未来危ぶむ「残業80時間」=新垣利治・沖縄県南大東村長 2023/09/11 08:30
沖縄本島の東360キロの絶海の孤島、沖縄県南大東村。サトウキビ生産を巡り、いわゆる「2024年問題」が新垣利治村長(あらかき・としはる=59)の頭を悩ませている。働き方改革関連法に基づく時間外労働の上限規制を猶予する期間が来年3月末で切れ、冬場のみ短期集中で稼働する製糖工場は勤務体制の転換を迫られているが、打開策は見いだせていないためだ。若者の島離れにつながりかねず、「離島の人材確保に思いをいたしてほしい」と懸念を強める。
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【トップインタビュー】若者巻き込むチャンス=大泉潤・北海道函館市長 2023/09/08 08:30
「若者と一緒に行政を進めたい」と語るのは北海道函館市の大泉潤市長(おおいずみ・じゅん=57)。かつての上司で当時の現職との一騎打ちになった4月の市長選は注目を集め、投票率は4年前から約9ポイントアップ。投票者は約2万人増えた。「増えたのは20~30代の若い層だと思う。行政に興味を持ってくれる若い人を巻き込むチャンスだ」と意気込む。
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【トップインタビュー】人口減歯止めへ観光に力=伊藤浩亘・愛知県豊根村長 2023/09/07 08:30
手付かずの自然が残り、静かで落ち着いた雰囲気が広がる愛知県豊根村。観光客にも人気だが、人口は愛知県の市町村で最少で、2022年から1000人を下回っている。今年4月に就任した伊藤浩亘村長(いとう・ひろのぶ=63)は「人口を900人台で食い止めたい」と意気込む。
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【トップインタビュー】知名度上昇の「適度な田舎」=當眞淳・沖縄県宜野座村長 2023/09/05 08:30
沖縄本島のほぼ中央部に位置し、「全国へそのまち協議会」にも加盟する沖縄県宜野座村。高速道路で那覇から50分ほどで、「やんばる(沖縄本島北部)の入り口」とも呼ばれる。當眞淳村長(とうま・あつし=51)は「都会にはないほのぼのとした雰囲気がある『適度な田舎』で、子育て世代も増え、活気のある村」とアピールする。
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【トップインタビュー】若者が帰りたくなる町に=川地憲元・岐阜県養老町長 2023/09/04 09:00
岐阜県養老町は県西南部に位置し、養老山地や水田地帯などの自然に恵まれている。町名は717年に採用された元号に由来し、古墳などの歴史遺産も多い。近年は少子化や人口減少といった課題に直面しているが、昨年12月に就任した川地憲元町長(かわち・のりもと=54)は、「町外に出た若い人たちが帰りたくなる町にしたい」と意気込んでいる。
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【トップインタビュー】農水産業ベースに「宇宙」へ飛躍=黒川豊・北海道大樹町長 2023/09/01 08:30
小型観測ロケットの打ち上げに成功したベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」(IST)や発射場がある北海道大樹町。黒川豊町長(くろかわ・ゆたか=62)は「農業、水産業の第1次産業をベースにして、宇宙基地へ発展したい」と力を込める。広大な平地と太平洋に面した地の利を生かし、宇宙産業の集積やスマート農業・漁業への応用を期待する。
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【トップインタビュー】市の象徴ニシキゴイと世界へ=宮崎悦男・新潟県小千谷市長 2023/08/28 08:30
海外にも多数の愛好家がいる高級観賞魚「ニシキゴイ」の発祥の地であり、越後三大花火大会の一つである「片貝まつり」を開催する新潟県小千谷市。昨年11月に就任した宮崎悦男市長(みやざき・えつお=56)は、「ニシキゴイを切り口にして、小千谷の酒やコメ、さまざまな品に付加価値をつけて、全国、世界に販路を広げたい」と意気込む。
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【トップインタビュー】DXで市民サービス向上=大塚進弘・福岡県直方市長 2023/08/22 08:30
デジタルトランスフォーメーション(DX)推進本部を設置し、市民サービスの向上や業務効率化に取り組む福岡県直方市。大塚進弘市長(おおつか・のぶひろ=71)は、「市民が市役所まで時間をつくって来なくていいよう、しっかり進めないといけない」と意気込む。
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【トップインタビュー】親の所得で子どもの夢を左右させない=本村賢太郎・相模原市長 2023/08/21 08:30
リニア中央新幹線開業に向け駅の整備が進む相模原市。今年4月の市長選で再選を果たした本村賢太郎市長(もとむら・けんたろう=53)は「教育格差が生まれないよう、親の所得によって子どもの夢や希望が左右されないようにしていかないといけない」と2期目の抱負を語る。
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【トップインタビュー】予算見直しで高校無償化に道筋=山下真・奈良県知事 2023/08/18 08:30
「奈良県政の改革という大仕事を達成すべく、やる気全開」と意気込みを語るのは、4月の奈良県知事選で初当選を果たした山下真知事(やました・まこと=55)。就任後は、約1カ月で2023年度当初予算のうち約73億5000万円の事業の見直しなどを発表。生み出した財源を活用し、私立を含めた高校授業料の無償化などに取り組む方針だ。