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【トップインタビュー】裁判官の判断力を生かして=浅見宣義・滋賀県長浜市長 2022/12/05 08:30
「市長も裁判官も、大事なのは判断力だ」と語るのは、滋賀県長浜市の浅見宣義市長(あさみ・のぶよし=63)。裁判官時代に得た知見を生かし、人口減少などで衰退する故郷の再興へかじ取り役として手腕を発揮する。
インタビュー一覧
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【トップインタビュー】経営感覚生かし、利益を出す=田口知明・秋田県仙北市長 2022/12/02 08:30
2021年に就任した秋田県仙北市の田口知明市長(たぐち・ともあき=52)は、企業経営の経験を持つ。「経営は結果が全て。任期中にあれもこれもやっただけではいけない。結果良くなったのか。経営感覚を生かし、利益を出したい」と抱負を語る。
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【トップインタビュー】施策展開の「原点は子ども」=池田高世偉・島根県隠岐の島町長 2022/12/01 08:30
隠岐諸島で面積が最大の島根県隠岐の島町。池田高世偉町長(いけだ・こうせい=67)は、人口減少や少子高齢化といった地方特有の課題を抱える中での施策展開について「原点は子ども」と力強く訴える。「生まれて良かった」「住んで良かった」「訪れて良かった」という「『三つの良かった』が響くまち」を掲げ、町づくりを進めている。
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【トップインタビュー】「活力がある」まちづくり=加美一成・徳島県美馬市長 2022/11/30 08:30
徳島県西部に位置する美馬市は、2005年に4町が合併し誕生した。総面積の約8割が森林で、市の中央部には日本三大暴れ川の一つに数えられる「吉野川」が流れる。22年10月に市長選で初当選した加美一成市長(かみ・かずしげ=64)は、これまでの行政経験を生かし「活力があり、元気な町にしていきたい」と意気込む。
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【トップインタビュー】子育てトップランナー維持=佐藤信治・広島県府中町長 2022/11/29 08:30
広島県府中町は、中国地方最大の都市である広島市という他自治体に四方を囲まれた、全国でも珍しい町だ。大手自動車メーカーのマツダ本社が所在し、古代には安芸国の国府があったといわれ、ゆかりの史跡や遺跡も残る。
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【トップインタビュー】ラリーで山村、産業振興=太田稔彦・愛知県豊田市長 2022/11/28 08:30
愛知県豊田市の太田稔彦市長(おおた・としひこ=68)は現在3期目。これまで力を入れてきた課題に、団塊の世代が後期高齢者となる「2025年問題」と環境問題を挙げる。2025年問題では、市は総合診療医の養成やロボットの活用による在宅医療の仕組み構築などに力を入れており、「全国的に見ても先進的だと自負している」という。ただ、介護予防については「コロナで後退した。問題はむしろ深刻になっている」と危機感を持つ。
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【トップインタビュー】「星の町」をビジネスに=大舌勲・岡山県井原市長 2022/11/25 08:30
岡山県井原市の美星町地区は昨年11月、世界の天文学者らでつくる「国際ダークスカイ協会(IDA)」から、街灯など人工的な照明の影響を受けない、暗く美しい夜空の保護をたたえる「星空保護区」に認定された。今年9月の市長選で再選を果たした大舌勲市長(おおした・いさお=63)は「星の町をアピールしたビジネスに力を入れたい。癒やしを求めている多くの人に響くだろう」と意気込む。
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【トップインタビュー】地域に一歩踏み込み支援=宮脇正道・鳥取県湯梨浜町長 2022/11/24 08:30
鳥取県中部の湯梨浜町。9月に5選を果たした宮脇正道町長(みやわき・まさみち=71)は「人口減少対策や集落維持に力を入れたい。町を日本の縮図にしないよう、持続可能な地域にしたい」と抱負を語る。そのために、「地域の取り組みを一歩踏み込んで支援したい」と意気込む。
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【トップインタビュー】多島の町、不利性解消に全力=前泊正人・沖縄県竹富町長 2022/11/24 08:30
沖縄県竹富町は、役場の本庁舎が町外にある全国でも珍しい自治体だ。庁舎は石垣島にあり住所は石垣市。勤務する職員の大半も同市に住む。一方、約4300人の町民は、西表島や小浜島、竹富島など町内の有人9島に生活基盤を置く。4月に就任した前泊正人町長(まえどまり・まさと=45)は、「職員と町民の温度差を解消していくことが大切だ」と強調。就任以来、職員に意識改革や町民との積極的なコミュニケーションを呼び掛けてきた。
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【トップインタビュー】「幸せを生きる」まちづくりを=大橋一夫・京都府福知山市長 2022/11/22 08:30
今年、市制施行85年を迎えた京都府福知山市。府北部を流れる由良川の恵みを受け、戦国武将・明智光秀が築いた城下町として市が発展してきた。大橋一夫市長(おおはし・かずお=68)は「市民が『幸せを生きる』まちづくりを実現したい」と意気込む。
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【トップインタビュー】子どもがきちんと自律できる町に=鈴木邦尚・愛知県豊山町長 2022/11/21 08:30
愛知県西部に位置し、今年で町制50周年を迎えた豊山町は子ども政策に力を入れる。鈴木邦尚町長(すずき・くになお=71)は「子どもたちが個人としてきちんと自律していける環境がつくれる町にしたい」と語る。
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【トップインタビュー】みんなで「しゃばる」町づくり=大江和彦・島根県海士町長 2022/11/17 08:30
島根半島沖から約70キロ先に浮かぶ隠岐諸島の有人4島の一つ、島根県海士町。大江和彦町長(おおえ・かずひこ=63)は、「心一つに、みんなでしゃばる島づくり」を掲げる。「しゃばる」は「強く引っ張る」という意味で、町に根付く綱引き大会から着想を得た。「全員が一つの方向に向かって引っ張っていく町づくりが大事。そういうところが元気な町になる」と力を込める。
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【トップインタビュー】魅力発信通じ、社会増へ=中阪雅則・和歌山県かつらぎ町長 2022/11/16 08:30
和歌山県北東部の山間部に位置するかつらぎ町。中阪雅則町長(なかさか・まさのり=60)はこれまで、防災ラジオの導入、高齢者の外出や子育ての支援などに取り組んできた。メディアを通じた町の魅力発信にも力を入れており、「町のブランドイメージをつくり、移住・定住につなげ、社会増を目指す」と力を込める。
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【トップインタビュー】待機児童問題を解決=城間幹子・那覇市長 2022/11/11 08:30
人口32万人の那覇市で初の女性市長となった城間幹子(しろま・みきこ=71)が15日、任期を満了し勇退する。全国ワースト級だった待機児童問題を事実上解決したことが最大の実績だ。女性幹部職員の登用にも尽力した。自身が後継指名した「右腕」の元副市長、知念覚氏に市政を引き継ぐ。
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【トップインタビュー】「子どもの幸せ」最優先に=越田謙治郎・兵庫県川西市長 2022/11/10 08:30
大阪府に隣接するベッドタウンとして発展してきた兵庫県川西市。10月の市長選で新人候補の挑戦を退け、再選を決めた越田謙治郎市長(こしだ・けんじろう=45)は、「住宅都市としての魅力は生かしつつ、働く場所、活躍できる場所という新しい価値をつくっていかなければ」と2期目の抱負を語る。最優先に目指す姿は「子どもが幸せになる川西」。子どもファーストの独自政策に力を注ぐ。
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【トップインタビュー】子育て応援で活力維持=飯田晴義・北海道幕別町長 2022/11/10 08:30
スピードスケートの金メダリスト高木菜那・美帆姉妹や陸上短距離の日本記録保持者・福島千里さんの出身地である北海道幕別町。町の活力維持のため、飯田晴義町長(いいだ・はるよし=67)は「人口構造を変えていく必要がある」と訴え、子育て支援や定住対策に注力してきた。「現場主義」を掲げ、職員にはアンテナを高くし、スピーディーに対応できる準備力を求めている。
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【トップインタビュー】コロナ禍をチャンスに=福井正明・滋賀県高島市長 2022/11/09 08:30
「見方を変えると、新型コロナウイルス禍は一つのチャンスだ」と語るのは、滋賀県高島市の福井正明市長(70)。テレワークの広がりなどを受けた都市から地方への新たな人の動きをとらえ、市の活性化につなげたい考えだ。
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【トップインタビュー】町のことを考える人増やす=中山哲志・福岡県大刀洗町長 2022/11/04 08:30
住民が「仕分け人」として「事業仕分け」を行い、住民の意見を町政に取り入れてきた福岡県大刀洗町。数年前からは事業仕分けをより発展させた「住民協議会」を実施している。県職員の経験を持つ中山哲志町長(なかやま・てつし=55)は「町のことを自分ごととして考え、行動してくれる人を増やせるような町づくり」を目標に掲げる。
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【トップインタビュー】廃校の利活用で交流人口拡大目指す=小山修作・宮城県川崎町長 2022/11/04 08:30
宮城県川崎町の小山修作町長(おやま・しゅうさく=65)は、就任から11年以上、人口減少の課題に向き合ってきた。過疎化は財政問題と直結するがそれよりも、「学校がなくなると地域の核がなくなる」と次世代を担う子どもの減少に危機感を抱く。
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【トップインタビュー】市役所に来なくてもいいのがDX=福田晃・埼玉県越谷市長 2022/11/02 08:30
各種申請や届け出などの手続きを、自宅にいながらスマートフォンやパソコンなどで簡単にできる「ネット市役所」を11月から開始する埼玉県越谷市。福田晃市長(ふくだ・あきら=47)は「市民に、できるだけ市役所に来なくてもいいと徹底的にするのがデジタルトランスフォーメーション(DX)だ」と強調する。