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【トップインタビュー】新幹線駅開業へ「食」に照準=岩村克詔・北海道八雲町長 2022/06/29 08:30
北海道新幹線の札幌延伸を2030年度末に控え、新駅の開業が予定される北海道八雲町。岩村克詔町長(いわむら・かつのり=65)は「観光客が駅に降り立つには、魅力ある食を用意すること」と語り、養殖試験を始めたサーモンを柱に、地元産品を生かした町の発展を描く。
インタビュー一覧
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【トップインタビュー】将来にわたり持続する村へ=黒木保隆・宮崎県椎葉村長 2022/06/28 10:12
九州山地の中央に位置し、面積の96%を森林が占める宮崎県椎葉村。豊かな自然を誇り、平家落人伝説が伝わることから、日本三大秘境の一つにも数えられる同村には、約2400人が暮らす。人口減少が喫緊の課題となる中、昨年7月に就任した黒木保隆村長(くろぎ・やすたか=67)は、「将来にわたって持続する」村を目指し、UIターン政策を積極的に展開する。
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【トップインタビュー】ブランド力向上、世界遺産追い風に=安田壮平・鹿児島県奄美市長 2022/06/27 08:30
世界自然遺産登録に沸いた鹿児島県・奄美大島。2023年には米軍占領下から本土に復帰して70年の節目を迎える。21年11月に初当選した奄美市の安田壮平市長(やすだ・そうへい=43)は、「追い風を一過性にせず、力強い地域発展の姿を見いだしたい」と意気込む。
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【トップインタビュー】事業構築も大事に「地域の価値向上を」=村田悠・静岡県裾野市長 2022/06/24 08:30
富士山の南東の麓に位置する裾野市の村田悠市長(むらた・はるかぜ=35)は、今年1月の市長選で3期目を目指す現職を破り、初当選した。希望の見えない緊縮財政から脱却し、「ビルド・アンド・スクラップ」を提起。「政治家の仕事は、何かを構築して地域の価値を上げ、地域を便利にする仕組み作りだ」と言い切る。
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【トップインタビュー】目指すは「環境の町」=山梨崇仁・神奈川県葉山町長 2022/06/22 08:30
ヨットハーバーや御用邸で知られる神奈川県葉山町。2012年1月に初当選し、3期目の折り返しを過ぎた山梨崇仁町長(やまなし・たかひと=45)は、葉山を「環境の町」として世界にアピールすることを目指している。
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【トップインタビュー】子育て世代の感性に合ったまちに=小沢晃広・奈良県川西町長 2022/06/21 08:30
奈良盆地のほぼ中央に位置する人口約8300人の奈良県川西町。昨年7月、39歳の若さで初当選を果たした小沢晃広町長(おざわ・あきひろ=40)は「子育て世代・働く世代の感性に合った、より幸せな暮らしを提案・実現することで、持続していけるまちにしたい」と意気込む。
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【トップインタビュー】「地域経済を潤し、町民を守る」=上川元張・鳥取県若桜町長 2022/06/14 08:30
鳥取県の東南端に位置し、兵庫県と岡山県の県境に接する若桜町。2022年2月に初当選した上川元張町長(かみかわ・もとはる=58)は「地域経済を潤し、町民の暮らしを守りたい」と抱負を語る。上川町長は鳥取県庁出身。県職員時代に南部町に出向し、企画政策課長として勤務するなど、町の行政にも精通している。
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【トップインタビュー】魅力アップと稼ぐまちづくりを=甲斐宗之・宮崎県高千穂町長 2022/06/13 08:30
「アフターコロナ、インバウンド(訪日外国人旅行者)回復を見据えて、種をまいてきた観光施策が花を咲かせるように頑張りたい」と意気込むのは、甲斐宗之・宮崎県高千穂町長(かい・むねゆき=51)。絶景の峡谷、神話ゆかりの神社や神楽など見どころの多い同町は県内随一の観光地でありながら、「お金が落ちていないのが課題だった」。収入に結び付く仕組みづくりや、さらなる地域の魅力アップを狙う。
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【トップインタビュー】遠くなった海を取り戻す=大場規之・静岡県袋井市長 2022/06/09 08:30
静岡県西部に位置する袋井市は、東海道五十三次の27番目の袋井宿が発展した街。歌川広重の浮世絵にはのどかな風景が描かれており、東西どちらから数えても27番目に当たるため、「どまん中!」がキャッチフレーズだ。昨年4月の市長選で初当選した大場規之市長(おおば・のりゆき=59)は、2022年度予算で初めての編成作業に当たった。「力を入れたのは、産業と脱炭素、インフラ整備など。民間出身の私が市民に貢献できるのは、会社で言えば営業に当たる分野。地域の活性化にもつながると思う」と話す。
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【トップインタビュー】住みやすいまちを目指して=太田洋・千葉県いすみ市長 2022/06/08 08:30
房総半島の太平洋側にある千葉県いすみ市。中心部のJR大原駅から東京駅までは約70分で、東京に通いつつ、里山里海に囲まれた暮らしが満喫できるため、移住先として人気が高い。太田洋市長(おおた・ひろし=74)は「都心に近いことや豊かな自然だけでなく、子育て支援も手厚いことで『住みたい』と選んでもらっている。今後も住みやすいまちづくりを進めたい」と話す。
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【トップインタビュー】多極分散の転換期「まずは自給自足」=遠藤忠一・福島県喜多方市長 2022/06/06 08:30
新型コロナウイルスの感染拡大で生活様式が変化する中、「中央一極集中から地方へ多極分散の転換期。受け皿になっていきたい」と意気込むのは福島県喜多方市の遠藤忠一市長(えんどう・ちゅういち=74)。市面積の約7割に当たる広大な森林や基幹産業である農業など、自然豊かな特色を生かしたまちづくりを進める。「まずやるべきは自給自足だ」と話し、多分野で地産地消に取り組む。
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【トップインタビュー】DXで合理化へ=甕聖章・長野県池田町長 2022/06/02 08:30
北アルプスの景観が美しい「花とハーブの里」長野県池田町。行財政改革に取り組む2期目の甕聖章町長(もたい・きよあき=74)は「デジタルトランスフォーメーション(DX)を通しての合理化は、非常に期待できる」と話す。
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【トップインタビュー】企業誘致に意欲=太田守彦・長野県筑北村長 2022/06/01 08:30
長野県のほぼ真ん中に位置する筑北村。長野市と松本市のちょうど中間にあり、2023年春には長野自動車道と村を結ぶスマートインターチェンジの供用が始まる。民間出身で、1期目の太田守彦村長(おおた・もりひこ=62)は、アクセスの良さを武器に「時間がかかるかもしれないが、企業誘致に継続して取り組みたい」と意欲を燃やす。