2022/令和4年
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自治体便り 児童目線で通学路の点検を、小型カメラで事故を未然に防ぐ=神奈川県厚木市 2022/09/12 12:40

 厚木市では、交通死亡事故ゼロを目標に掲げ、啓発や交差点のカラー化などの対策に取り組んでいます。その一つとして、通学路の安全を確認するため、ランドセルに付けて映像を撮影できる小型カメラを導入しました。子ども目線の映像から危険箇所などを把握し、改善につなげていきます。

 大人の目線では気付きにくい通学路の危険を見つけるため、児童のランドセルに付けて通学路を撮影できる小型のウェアラブルカメラを厚木市内全小学校に2台ずつ導入しました。

 6月には、モデル校で実際に装着し、子ども目線での点検を始めました。集団登校中の先頭と最後尾の児童に小型カメラを付け、通学の様子を撮影。見通しの悪い交差点や通勤時間帯の交通量が多い場所などに加え、大人の目線では見えにくい箇所がないか点検しました。事故の恐れのある箇所だけでなく、子どもの危険な行動なども把握できます。カメラを使い、自治体と学校が協力して交通安全対策に取り組むのは、全国でも初めてです。

 撮影した映像は、厚木市職員や県土木事務所、厚木警察署で構成する通学路の安全対策協議会で共有し、検証します。モデル校では、「信号の前に待機場所がない」「横断歩道があるのに、ない場所を横断している」などの意見が上がりました。今後、問題点を改善するため、歩道の延長やカラー舗装、歩道に歩行者の停止を促すフットマークの設置などの検討を進めます。9月からは、残りの21校も同様に、点検・検証をスタートしました。

問学務課TEL225‒2650

(2022年9月12日iJAMP配信)

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