2022/令和4年
124日 (

自治体便り 福岡県田川市がコミュニティ通貨の実証 コミュニティ活性化と移住促進目指す 2022/10/28 16:48

 福岡県田川市は、10月14日からコミュニティ通貨「コール」の1年間の実証を開始した。市は現在、人口減少や少子高齢化、過疎化に加え、コロナ禍による地域活動の減少やつながりの希薄化といった課題を抱える。コールの循環を通じて、地域のコミュニケーションや活動の活性化、移住・定住につなげることが狙いだ。かつて炭坑で栄えた田川の歴史と、定住先としての田川の現在、それぞれの魅力を隅々まで深掘りしてほしいとの想いを込めて「炭(すみ)から住(すみ)まで深掘りしたくなるまち」をテーマとした。コールを使うには、スマホアプリ「まちのコイン」が必要。利用者は、地域活動への参加のほか、市内のお店の情報をSNSで発信したり、エコバックを持参したりするとコインがもらえ、貯まったコインは、お店や事業所、公共施設等が用意する様々な特典や体験と交換できる。また、利用者の活動はアプリ上でSDGsの目標と紐づけられ、自分がどの目標に貢献したか知ることができる。市では、30代以下の若手WGを立ち上げ、活用策の検討や普及啓発に取り組むこととしている。メンバーの一人は「お金では買えない特別な体験ができるので、より多くの人に楽しんでもらいたい」と期待をにじませる。市の幹部も「前衛的な挑戦ではあるが、地域や人の魅力を再発見するきっかけになり得る。ポストコロナにつながる取組として絶対に成功させたい」と話している。
https://coin.machino.co/regions/tagawa

(2022年10月28日iJAMP配信)

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