2023/令和5年
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自治体便り グリーンスローモビリティを活用した地域交通共創モデルを実証実験中=兵庫県三田市 2022/11/22 09:45

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 三田(さんだ)市は、市内のニュータウン地域でグリーンスローモビリティの活用に向けた実証実験を行っています。開発から40年が経過した「フラワータウン」では、急激な高齢化の進展に伴い、地区の中心地にある商業施設や交流拠点への移動に不便を感じる人が増えています。

 そうした中、今回の実証実験は新しいモビリティサービスの導入により、移動に不安や不自由を感じている市民の外出を促進し、それに伴う地域商業施設の活性化などへの影響を検証します。また、株式会社アシックスとも連携し、運動量を観測することで、新しいモビリティサービスの実施による運動量の変化などから健康づくりがもたらす多面的な効果も検証し、モビリティを取り巻く共創モデルによる持続可能なサービスによる「誰もが“ワクワク”できるおでかけがあるまち」を目指します。

 実施にあたっては、神姫バス株式会社や神戸電鉄株式会社といった交通事業者や地域のまちづくり協議会をはじめ、商業施設などさまざまな企業との共創により推進しています。

※グリーンスローモビリティは、環境への負荷が少ない、乗降がしやすい、近距離の移動に適しているといった特性を持ち、新たなモビリティとして期待されています。

1 事業主体
 三田市モビリティサービス実証推進協議会(事務局:三田市交通まちづくり課)

2 実証運行期間
 令和4年11月10日~12月23日

https://www.city.sanda.lg.jp/kurashi/doro_kotsu/kokyo_kotsu/19265.html

(2022年11月22日iJAMP配信)

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