2023/令和5年
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自治体便り マイナンバーカードを活用した「書かない窓口」の実証実験を実施=横浜市西区 2022/12/28 16:58

実証実験機器を操作しているイメージ画像

 横浜市西区では「横浜DX戦略」に掲げる「デジタル区役所」のモデル区に選定された事を受け、行政システム株式会社(東京都立川市)が提供する、「申請書自動作成システムマイナピット」を使用した実証実験を2022年10月19日から11月15日まで実施しました。

 実証実験では、マイナンバーカードに搭載されたICチップを読み取り申請書類に「氏名、住所、生年月日」を自動入力し、更にタッチパネルで入力した必要情報(電話番号や申請情報等)も自動入力され、書類作成の手間と時間の短縮を図りました。

 読み取ったICチップ内のデータは端末内部に残される事はなく、帳票出力された時点で消去する仕組みにする事で「プライバシー保護」にも配慮された作りとなっています。

 実証実験を行った戸籍課担当者は「お客様が手書きする負担を軽減することができた。操作は簡単で、印字された申請書は見やすい。」と話しています。

【実証実験協力企業】
行政システム株式会社
事業内容/地方自治体向けソフトウェア開発及び技術支援。
また近年では窓口サービス、特にマイナンバーカードに関する業務の効率化に特化したシステムを自治体と共同開発し、マイナンバーカードの交付管理や予約システム等現場視点に立ったシステムを幅広く展開している。

(2022年12月28日iJAMP配信)

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