2023/令和5年
129日 (

自治体便り ふるさと読本シリーズ6「鈴木清・澤茂吉物語」が完成しました=兵庫県三田市 2023/01/04 13:53

浦河町場での贈呈式の様子〔右から:浅野 浩嗣(浦河町教育委員会教育長)、池田 拓(浦河町長)、矢萩 典代(三田市広報・交流政策監)、小山 恵介(三田市教育研修所長)、丸本 真也(三田市まちのブランド観光課係長)〕

 三田(さんだ)市と三田市教育委員会は、「郷土が生んだ偉人や、自然、歴史、文化、伝統行事、産業などの地域資源を学習素材として学ぶことで、子どもたちが、ふるさとのよさに気づき、ふるさとを大切に思う心を育む」ことを目的として、ふるさと学習推進事業を行っています。その一環として、先人の生き方に学ぶ副読本「ふるさと読本」を発行してきました。

 シリーズ6作目となる今作品では、旧三田藩士で、明治初期に北海道開拓会社「赤心社」を立ち上げ、北海道日高地方浦河(うらかわ)の地で、数多くの困難辛苦を乗り越え、大志をもって開拓事業を成し遂げた鈴木 清(すずき きよし)氏、澤 茂吉(さわ しげきち)氏を取りあげました。

 今後は三田市内小中学校の社会科や総合学習でのふるさと学習教材として活用すると同時に、市立図書館や市民センターなどに配布し、市民にも広く郷土の偉人の活躍を紹介します。同時に移住先である北海道浦河町の子どもたちにも、先人の縁を今につなぎ、共通の史実を通じてふるさとを知る教材として贈呈しました。

1 書籍名
 北海道浦河の地で開拓事業に従事した三田藩士
 北の大地に理想郷を築いた人々 ~鈴木清・澤茂吉物語

2 規格
 B5版 35ページ

3 過去の「ふるさと読本」
 ・三田が生んだ偉大な蘭学者 川本幸民物語
 ・明治を生きた三人の九鬼さん 隆義・隆範・隆一
 ・三田が生んだ気象の鉄人 塚本稔物語
 ・三田藩財政の改革と教育の振興に努めた儒学者・政治家 白洲退蔵物語
 ・わが国幼児教育の先駆者 甲賀ふじ物語

ふるさと読本の写真
ふるさと読本(7頁)

(2023年1月4日iJAMP配信)

同一カテゴリー記事