障がいをお持ちの方が居宅介護や短期入所など介護給付サービスを利用するためには、法令に基づき障害支援区分の認定を受ける必要があります。この認定審査を担っているのが障がい者介護給付費等支給審査会であり、福島県郡山市では令和５年度中に全４４回の開催を予定しております。

　この審査会について従来の対面式から、令和３年度より審査会委員に予めタブレットを貸与し、ｗｅｂ会議システムとデジタルアーカイブを活用したオンライン方式に運営方式を変更しました。

　変更から２年が経過しましたが、これまでの経過を踏まえますと、審査会委員においては審査会に出席するための来庁に要する時間を削減することができました。一方、事務局（障がい福祉課）側でもペーパーレスと審査会開催に要する事務負担を軽減することができ、併せて審査会委員の交通費を削減できました。結果的に導入・運用における費用対効果として非常に有意であると結論に至りました。

（２０２３年４月１３日ｉＪＡＭＰ配信）