ふるさと写真館 【ふるさと写真館】燃料電池バスを導入=神戸市 2023/04/18 10:15

神戸市は4月から、水素を燃料とし、走行中に二酸化炭素(CO2)を排出しない燃料電池バス1台を市バスに導入した。市が進める水素活用の一環で、市民への取り組みのPRも担う。
車両はトヨタ自動車製。水素と酸素の化学反応で発電してモーターを動かすため、CO2が発生しない。定員は78人で、1度の水素の充填(じゅうてん)で約200キロの走行が可能。市交通局によると、年間24.5トンのCO2削減につながる。また、災害時には避難所などで4.5日分の電力を供給することもできる。
車内には企業広告を一切掲載せず、モニターやポスターで燃料電池バスの仕組みや市の水素活用の取り組みを紹介している。(了)
(2023年4月18日iJAMP配信)