ふるさと写真館 【ふるさと写真館】仏シェフが河内晩柑PR=愛媛県 2023/04/18 10:15

愛媛県は今年度、特産の「河内晩柑(かわちばんかん)」を欧州へ本格的に出荷する。PRアンバサダーを務めるフランスの有名シェフは「常に新しい食材を求めるシェフに広めたい」とアピールしている。
河内晩柑はグレープフルーツのような見た目だが、酸味が弱めで甘いかんきつ類。春から夏が旬で、県が全国の収穫量の約7割を占める。欧州向けには「misho」と銘打たれ、昨年度から試験的に同国などへ出荷している。今年は輸出向けの登録園地で5トンの収穫を見込み、欧州の卸売市場へ出荷する。
PRを担うのはフランスで最優秀職人賞の受賞経験があるシェフのフレデリック・ジョノー氏(61)。ジョノー氏はジャムやドレッシングなどさまざま調理方法で試し、「野菜と果物を専門とする私にとって愛媛は天国だ。日本の太陽がフランスにやってくる」と喜んだ。(了)
(2023年4月18日iJAMP配信)