2023/令和5年
104日 (

自治体便り 市役所業務での生成AIの利活用について実証実験を開始=大阪府藤井寺市 2023/07/13 09:52

 藤井寺市では、今話題の「ChatGPT」などに代表される「生成AI」の利活用に向けた検討のため、庁内で実証実験を行います。

 実証実験期間を通じて、「生成AI」という新たなテクノロジーに触れることで理解を深め、また、職員個々のアイディアで活用法を見出すなど、職員の情報リテラシー向上を推進し、市役所業務の効率化や市民サービス向上に繋げたいと考えております。

<実証実験の概要>

 下記の2つの自治体向けに開発されたサービスを、一定期間、無償で提供いただき、庁内での利用に関するルールなども作成した上で、全職員を対象に行います。
 また、実証実験終了後は、職員アンケートなどを通じて、効果の検証を行い、生成AI導入可否を含めた検討を行っていきます。

①実証実験A (企業名50音順で記載)
・対象者:市役所事務職員など(約470人)
・実施期間:7月13日頃から約1ヵ月
・利用サービス名:「自治体AI zevo」
※宮崎県都城市との共同開発されたプラットフォーム
・提供企業名:シフトプラス株式会社(本社:大阪市西区)

②実証実験B
・対象者:市職員のうち、LoGoチャット(※)利用者(約350人)
・実施期間:7月中旬から9月末(約2か月半)
・利用サービス名:「LoGoAIアシスタントbot版」
※自治体専用ビジネスチャットツール「LoGoチャット」上で利用できるAIボット
・提供企業名:株式会社トラストバンク(東京都渋谷区)

(2023年7月13日iJAMP配信)

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