2023/令和5年
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自治体便り 絶滅した巨鳥“ジャイアントモア”が 手賀沼を望む「鳥の博物館」前に出現=千葉県我孫子市 2023/07/19 16:29

写真上:(左から)島田氏、星野市長、企画委員会代表の太田氏
写真下:設置されたモニュメント(手前)と鳥の博物館

 我孫子市は、鳥の博物館前の駐車場にジャイアントモアのモニュメントを設置しました。

 これは、市民団体「我孫子アートな散歩市企画委員会」がクラウドファンディングで資金を集め、市に寄贈したものです。
 彫刻家の島田忠幸氏が、「人と鳥の共存」・「持続可能な社会づくり」・「生物多様性」の象徴になればとの思いを込め、鳥の博物館が所蔵する骨格標本のレプリカをもとに制作。作品名「安美湖を求めて」の安美湖とは、我孫子に別荘を構えた嘉納治五郎が手賀沼をそう呼んだことに由来します。

 7月19日に開催したお披露目式には、星野我孫子市長、我孫子アートな散歩市企画委員会代表や制作者の島田氏など関係者が出席しました。
 式典で、星野市長は、「鳥の博物館は素晴らしい施設だが、看板が無く場所が分かりづらいとの声もがあった。このモニュメントには、新たな鳥の博物館の目印として活躍するとともに、鳥のまち我孫子のランドマークになって欲しい」と語りました。

【“ジャイアントモア”モニュメントについて】
作品名・作者:「安美湖を求めて」・島田 忠幸 氏(彫刻家)
大きさ:高さ3.6m×幅1.2m×奥行2.1m
素 材:アルミ製フッ素塗装
場 所:手賀沼親水広場多目的駐車場

(2023年7月19日iJAMP配信)

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