ふるさと写真館 【ふるさと写真館】滑走路でマラソン大会=福島県玉川村、須賀川市 2023/08/01 10:07

福島空港(福島県玉川村、須賀川市)で、滑走路を使ったマラソン大会が初めて開かれた。飛行機が離着陸する間は使用できないため、競技スタートは午前4時半ごろ。当日は県内外から約300人のランナーが参加し、朝焼けをバックに滑走路を駆け抜けた。
同県が空港開港30周年を記念し企画。県担当者によると、滑走路を使用したマラソンは全国的にも珍しく、利活用促進につなげたい考えだ。
子供から大人まで楽しめるよう、2.5キロの直線を活用し、1.5キロ、3キロ、5キロの3コースを設定。完走者対象の抽選会では、約30社の協賛企業から航空券や特産品などの賞品が贈られた。息子(20)と参加した福島市在住の男性(49)は5キロを完走。福島―大阪間の往復航空チケットが当たり「疲れたが非日常で楽しかった。今後も空港を利用して応援したい」と笑った。(了)
(2023年8月1日iJAMP配信)