甲斐市は各部署で所管する地図データや紙ベースの地図情報を一元化した、統合型ＧＩＳを令和４年度に構築。　

　このデータベースを有効活用し、暮らしに関わる地図情報を提供することで市民や事業者へのサービス向上を図るため、名称を、「デジＭａｐ甲斐」と称し、本年９月より市の公式ホームページ上に一般公開した。

　公開する地図データは、庁舎や市内公共施設などを表示した「施設情報」や、用途地域や都市計画区域、市街化区域などを表示した「都市計画図」のほか、「自治会区域」や「防災情報」、「交通・消防・防犯情報」、「道路情報」、「森林情報」、「文化財」の８カテゴリ１９地図データとなっている。

　また、地図データの印刷やダウンロードもできるほか、距離や面積、座標値等の計測機能もあり、多様な活用が可能となる。

　利用する場合は、市公式ホームページ上から「デジＭａｐ甲斐」にアクセスし、閲覧前に注意事項・禁止事項を記した利用規約に同意することで簡単に利用することができる。

　市の担当者は、「操作方法は簡単で、パソコンやスマートフォンがあれば、自宅やオフィス、出先において、確認したい地図情報を簡単に検索することができるようになり、行政サービスの向上に繋がる」と話している。

（２０２３年１１月６日ｉＪＡＭＰ配信）