狛江市では、今年度からスマートシティ推進に向けた地域のデジタル化を担う一般社団法人「狛江まちみらいラボ」を１０月に設立した。

　狛江まちみらいラボは、行政とは異なる立場で地域とともにまちづくりを担う団体として、地域DXとともに、狛江駅前の道路空間に来春から導入する「ほこみち（歩行者利便増進道路）制度」を利用して、利便増進誘導区域を一括して占用し、キッチンカーや屋台の出店、イベント開催等で、地域の事業者と連携した駅前の賑わいづくりに取り組む。

　初年度は、東京都の「地域を主体とするスマート東京先進事例創出事業」の採択を受けて、（仮称）スマートシティ・リビングラボの組成、デジタル上での合意形成プラットフォームの構築、住民参加型地域DX地域DXアイデアソン、子ども向けワークショップ、子どもの学びコンテンツの作成を行う予定。

　これら法人の業務には、狛江市企画財政部未来戦略室の職員を中心としたスタッフ4名が従事する。

　法人HP　https://mlab-komae.jp/
　法人note　https://note.com/mlab_komae

（２０２３年１１月２０日ｉＪＡＭＰ配信）